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警備員日記

警備員指導教育責任者によるコラム。警備業界資料。防犯・防災に関する資料。

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機械警備業務管理者資格と選任された機械警備業務管理者

今更ですが、

ホームページ「警備員の道」に機械警備業務管理者に関するページを作成しました。

機械警備業務管理者資格の法律上の扱いとしては、

警備員指導教責任者と並び、警備業法に直接明記された2大資格です。


施設警備業務1級・2級検定等の各種警備員検定は、

国家資格ですが「警備員等の検定に関する規則」によって定められ

警備業法に直接明記された資格ではありません。


しかしながら、その法律上の重要性に対して実態として需要が少なく、

平成17年の大幅な警備業法改正においても、

唯一資格内容の変更がなされなかった特異な資格でもあります。


資格制度については、
警備員資格検定 > 機械警備業務管理者資格
https://keibiin.net/sikaku-kikai.html

職務内容や実態については、
警備員資格検定 > 機械警備業務管理者資格 > 機械警備業務管理者
https://keibiin.net/sikaku-kikai2.html

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防火管理者講習会受講時間の見直し

防火管理者

先日取り上げました「消防防災関係資格者講習の受講料金等の値下げ」の他、
 
平成23年4月より
 
防火管理者等の消防・防災関係資格の講習受講時間が見直されます。

他の講習受講による免除時間が拡大されることなどにより、受講時間が短くなり取得しやすくなります。


<短縮される主な講習会>
・防火管理講習
 講習事項を見直し、講習時間を甲種にあっては12時間から10時間に、乙種にあっては6時間から5時間に改める。
 防火対象物点検資格者講習の既修者について、新たに講習の受講を免除する。
 消防設備点検資格者講習又は自衛消防業務講習の既修者について、新たに2時間分の講習科目の一部免除を定める。
 再講習(※)について、講習事項を見直し、講習時間を3時間から2時間に改める。

・消防設備点検資格者講習
 防火管理講習、防火対象物点検資格者講習又は自衛消防業務講習の既修者について、新たに2時間分の講習科目の一部免除を定める。

・防火対象物点検資格者講習
 防火管理講習の既修者について、講習科目の一部免除の対象となる講習時間を4時間から10時間に改めるなど、講習科目の一部免除を拡大する。

・自衛消防業務講習
 防火管理講習及び防災管理講習を修了した者について、新たに7時間分の講習科目の一部免除を定める。
 再講習について、講習科目を見直し、講習時間を6時間から4時間に改める。

・防災管理講習
 講習事項を見直し、講習時間を5時間から4時間30分に改める。
 防災管理点検資格者講習の既修者について、新たに講習の受講を免除する。
 自衛消防業務講習の既修者について、新たに1時間30分の講習科目の一部免除を定める。
 再講習について、講習事項を見直し、講習時間を3時間から2時間に改める。
 防火管理講習と併催で行う講習について、講習事項を見直し、講習時間を14時間から12時間に、再講習の講習時間を4時間から3時間に改めるほか、新たに防火対象物点検資格者講習等の既修者に対する講習科目の一部免除を定める。

・防災管理点検資格者講習
 防災管理講習の既修者について、講習科目の一部免除の対象となる講習時間を3時間から4時間30分に改めるなど、講習科目の一部免除を拡大する。
 再講習について、講習科目を見直し、講習時間を3時間から2時間に改める。


重複した講習内容を免除。
 
不要な受講内容を削除して効率化を図る。素晴らしい改正です。
 
受講時間短縮により講習料金も下がると良いのですが、料金の変更については聞こえてきませんね・・・

料金改定にうっすら期待しつつ、新年度の講習案内を待ちましょう。

詳しくは(外部リンク)、
総務省消防庁 > 報道発表 >
消防法施行規則の一部を改正する省令(案)、防火管理に関する講習の実施細目の一部を改正する告示(案)等に対する意見募集の結果(平成22年12月14日)

消防防災関係資格者講習の受講料金等の値下げ

消防資格講習・防災資格講習

平成23年4月より、

消防・防災関係資格の講習受講料、交付手数料等が見直され値下げとなります。


<値下げ対象となる消防資格>
・消防設備点検資格者講習
 講習受講料A    33,000円 → 31,000円
 講習受講料B    33,000円 → 29,000円
 再考査受講料     3,300円変更なし
 免状交付手数料   3,000円 → 1,800円
 再講習受講料     8,500円 → 8,000円
 免状更新手数料   1,600円 → 1,500円

・防火対象物点検資格者講習
 講習受講料A    45,000円 → 37,000円
 講習受講料B    45,000円 → 35,000円
 講習受講料C    45,000円 → 30,000円
 再考査受講料      3,300円変更なし
 免状交付手数料   3,000円 → 1,800円
 再講習受講料    8,500円 → 8,000円
 免状更新手数料   1,600円 → 1,500円

・自衛消防業務講習
 新規講習受講料A 40,000円 → 37,000円
 新規講習受講料B 40,000円 → 35,000円
 追加講習受講料  10,000円変更なし
 再講習受講料    25,000円 → 21,000円


<値下げ対象となる防災資格>
・防災管理点検資格者講習
 講習受講料A    22,000円 → 18,000円
 講習受講料B    22,000円 → 17,000円
 再考査受講料     3,300円変更なし
 免状交付手数料   3,000円 → 1,800円
 再講習受講料     8,500円 → 7,000円
 免状更新手数料   1,600円 → 1,500円

 消防関係資格は、予てより消防庁の天下りよる利権の温床であることは公然の事実でした。

 このため、類似する資格が多くありながらそれぞれ別扱いであることに大きな問題がありました。

 今回の見直しは、民主党の事業仕分けによるもです。

 せっかくの資格制度。

 よりクリーンに。

 より意味ある物としての、事業運用を期待したいですね。

 民主党の事業仕分けについて酷評も多いです。

 まだまだ十分な効果ではありませんが、大きな一歩となったかも・・・ですね。

 

警備のセキュリティ・コンサルタントの動向

警備のセキュリティプランナー資格と同時に設けられた警備の新資格制度。

セキュリティコンサルタント。

プランナーの上位資格に位置づけられるという情報の他は、あまり情報がなく今日に至っています。

現在のところ、
防犯だけでなく、防災等の含めた内容で教本作成が進んでいます。

教本の完成は、平成23年度初旬。

講習開始は、平成23年度の半ばを目指し、準備が進められています。

内容のイメージとしては、プランナー資格+防災士ですかね?

資格名称がコンサルトですので、コンサルタントの手法も取り込むのかな?


ついでに、

セキュリティ・プランナーの平成23年度の動きですが、資格制度が開始され半年が経過しました。

現在の迄、資格の運用状況を纏めると、

第1回 大阪府 平成22年6月 124名受講 85名合格

第2回 ふじの 平成22年6月 116名受講 83名合格

第3回 愛知県 平成22年12月 89名受講 64名合格

第4回 ふじの 平成23年1月 114名受講予定

第5回 大阪府 平成23年3月 120名受講予定

各回の受講申込が初回・2回が定員の6倍以上。

3~5回が約4倍と非常に多い受講申込がありました。


これを受け、できる限り多くの受講者が受講できるように平成23年度では開催回の検討。

並びに、全国からの受講希望があったことを考慮し、開催地の検討を行う方向で調整に入っています。

新年度では、新たな開催地での実施に期待が持てそうです。

なお、極めて個人的に感想ですが、意外に受講希望者が多いことに驚きです。


前記事:セキュリティ・プランナーの教本を購入
http://keibi.ky-3.net/Entry/32/


平成24年5月12日追記
セキュリティコンサルタント第1回の試験が実施されたことにより、ホームページに詳細を掲載しました。
警備員資格検定 > セキュリティコンサルタント
https://keibiin.net/sikaku-sc.html

警備員の資格者数概要

最近はブログ「警備員日記」の更新ばかり。

今年になり、ようやく初のホームページ更新を行いました。

内容は、警備員の検定資格。警備員指導教育責任者。機械警備管理者資格の交付状況です。

数値は警察庁発表のものです。

現時点で、平成21年末の数字が最新のものとなっています。

平成22年度は、検定資格の認知度も増したことから、新規取得者も多くかなり数字が増えているのでしょうね。

平成22年末の資格者数は、例年通りであれば6月頃の発表されると思います。

詳細は、
警備員の道>警備員の検定等資格者数
https://keibiin.net/sikaku-ninzu.html