現在、もっとも新しい警備業務の検定資格である雑踏警備の配置基準が今年の6月から完全施行されました。
そこで、雑踏警備の検定資格制度が開始となるまでの、主な雑踏警備事故と検定制度の開始までをまとめました。
現在は、雑踏警備の配置基準が実施されてから間もないため、2級が去年、1級が今年と業界関係者みなさんが覚えていますが、数年もたつといつからだっか、わからなくなりますので・・・
ホームページでは個別の案件について記述していませんが、平成13年に発生した明石花火大会歩道橋事故では、テレビ等で警察の不適切な指導などで騒がれており、記憶している人も多いと思います。
警備業界の人間として当時を振り返ると、
雑踏警備にあたった警備会社の警備員人数の水増し問題。
異常な混雑から「群衆雪崩」が発生したとしてその原因と状況分析が行われました。
歩道橋に設置された金属性のポールも人の圧力で変形していたとか・・・
これを期に、法律上の歴史とは別に、現在の警備会社の雑踏警備に対する姿勢が大きくかわることになり、文字通り雑踏警備に大きな影響を与えた出来事でした。
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