めでたく新年、あけまして最初の話題は施設警備科を取り上げることにしました。
都会はいいなと思う、とある警備員指導教育責任者です。
職業訓練学校の東京都立職業能力開発センターでは、施設警備科が定期に開校されています。
この施設警備科では,
施設警備業務2級検定の他、自衛消防技術試験、上級救命技能認定を取得することが出来るそうです。
地方の職業訓練学校では、定期に開校しているものとしてビル管理科(ビルメン)しかありません。
また、一部の地域では不定期に警備科等として開校していますが決して大きい動きではありません。
警備員の能力向上に、事前に十分な研修を受けた人員を採用選考できることは、なんとも羨ましい限りです。
まあ、残念ながら正直地方にあってもそれに見合うだけの雇用がないので、あったらあったで大変なんですけどね・・・
しかし、「自衛消防業務」に関する講習等は政令指定都市等でしか行われておらず、地方では全体的に知識が薄いよう感じます。
自衛消防に関する認定資格試験や講習が必要な大型の施設は実際少ないです。
しかし、地方と都会における警備員の能力格差解消に、地方でも講習会を受ける機会が欲しいところです。
たまに地方から都会の警備員の合同訓練等に参加すると、知らなくて恥ずかしい思いをすることもあるのですよ。
各部隊長や指導側だけでも把握していれば、全体の能力向上に繋がると思うのですけどね・・・