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警備員日記

警備員指導教育責任者によるコラム。警備業界資料。防犯・防災に関する資料。

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護身用品のおすすめ携行品

 特殊警戒棒や、ポリカ製の盾。
刺又(さすまた)にマグライト、防弾チョッキにヘルメット。

様々な護身用品(用具)を業務に持ち歩いたり使用したりする警備員からみて、一般の人が購入するのに最適と思われる防犯用品・防犯グッズのお勧め品を考えると次のようになりました。

 
・クボタン
 あまり聞き慣れない方も多いですが、キーホルダー型の護身用具です。
 樹脂(金属)製の棒であり、使用方法としては強く握りしめ、手から出た先端で相手に打撃を与えることにより、女性でも暴漢者の手を払いのけるなど離脱することができます。
 暗がり等で自宅等の鍵と一緒に本体を握っていることで、咄嗟の時に打撃することができます。


・ミニマグライト
 女性などが通勤等で暗がりを日常的に通る方の場合、ライトを点けているだけである程度の防犯効果が期待できます。
 また、手に持っていることにより非常時にはクボタン同様に小型ながら丈夫な本体を強く握りしめて、暴漢者の掴んできた手に向かって打ちつけることにより、素手と比較できないほどの大きな打撃を与えることでき、離脱することができます。
 主にライト(光源)としてよりも、万が一の時の打撃を目的に持ち歩きます。
 また、スタンガン等とことなり日常的に使用(持ち歩いても)することに支障をきたしません。価格が高いですが、小型で電池の持ちの良いLEDタイプが普段使いに重宝します。


・鍵を束ねたキーケース
 ただのキーケースですが、鍵を複数本収めることにより、本体を強く握って飛び出た鍵で相手に打撃を行います。
 鍵の長さ揃っていると、キーケースに全て収まっているので、車の鍵等一回り大きい鍵を束ねておく必要があります。
 心もとないときに、握っているだけである程度のは万が一に備えることができます。
・防犯ブザー
 周囲の注目を集めるために使用するため、暴漢に襲われた時にはある程度の効果が期待できます。
 しかし、ひったくり等の対してはまったくの無力です。
 
その他
 スタンガンや催涙スプレー等といった護身用品が市販されています。
 しかし、護身に特化した製品の場合、日常では全く必要がないためかばんの中に入れたままという欠点があります。
 暗がりというだけで、スタンガンをわざわざ握っているのも不便ですし、違和感があります。また、スタンガンを握って違和感のない場所に近づくことの方が問題です。
 
 危機を感じる前に、手に握っていて咄嗟に使用できるものを護身用品に選びましょう。
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