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警備員日記

警備員指導教育責任者によるコラム。警備業界資料。防犯・防災に関する資料。

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警備員同志が多数 力になります

日記の拍手機能で同志のコメントありがとうございます。

残念ながら、拍手機能でコメントをいただいても管理人しか見れないことが残念です。

しかし、管理人こととある警備員指導教育責任者と同じように警備員の待遇を改善をともに願う者。

現場で、元請業者に見下される現状を変えようと、警備員の質の向上を願う者。

ともにがんばりましょう。

警備員が、夢があり将来性のある理想の職種ととなるよう。

言葉どおり、安全産業として社会から必要不可欠であり、求められる職種になりましょう!

明日からもがんばるぞ~♪
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警備員の待遇 福利厚生

警備員の待遇条件の内、福利厚生に関することをホームページに紹介しました。

給与については、各求人内容を参考にしてください。

ご存知の方、実感されている方も多いでしょうが、警備会社の経営体質は大変不可思議で、脆弱な企業もおおいでしょう。

実際、警備業の認定を受ける警備会社は9,000社程度あるにも関わらず、株式を上場させているの企業の少ないこと。

おそらく10社未満ではと思います。調べてませんが・・・

これは、単に株式を公開し資本を外部に求めていないのではなく、上場させる要件を満たしてない企業があまりに多い結果でしょう。

上場企業も少ないことから、警備会社の経営状態については秘密主義が横行し、経営状況を公開しないことが一般的となり、経営状態が掴めないことに拍車をかけています。

そこで、勤めるにあたり福利厚生の充実こそが警備会社の安定を図る指標の一つであり、実際に勤めた警備員の安定につながるのではと思います。

そこで、警備会社で取り入れている福利厚生制度を纏めました。

どれも他の業種では昔からある当たり前の制度ですが、警備会社では取り入れている企業の少ないこと・・・

全ての福利厚生制度が充実することは不可能ですが、ある程度の制度は長く勤めるためには必要ですね・・・

警備員の道 > 警備員とは > 警備会社の福利厚生
https://keibiin.net/keibiin-huku.html

雑踏警備配置基準までの歴史

現在、もっとも新しい警備業務の検定資格である雑踏警備の配置基準が今年の6月から完全施行されました。

そこで、雑踏警備の検定資格制度が開始となるまでの、主な雑踏警備事故と検定制度の開始までをまとめました。

現在は、雑踏警備の配置基準が実施されてから間もないため、2級が去年、1級が今年と業界関係者みなさんが覚えていますが、数年もたつといつからだっか、わからなくなりますので・・・


ホームページでは個別の案件について記述していませんが、平成13年に発生した明石花火大会歩道橋事故では、テレビ等で警察の不適切な指導などで騒がれており、記憶している人も多いと思います。

警備業界の人間として当時を振り返ると、

雑踏警備にあたった警備会社の警備員人数の水増し問題。

異常な混雑から「群衆雪崩」が発生したとしてその原因と状況分析が行われました。

歩道橋に設置された金属性のポールも人の圧力で変形していたとか・・・

これを期に、法律上の歴史とは別に、現在の警備会社の雑踏警備に対する姿勢が大きくかわることになり、文字通り雑踏警備に大きな影響を与えた出来事でした。

警備員の道 > 警備業 > 雑踏警備の歴史
https://keibiin.net/zattoureki.html

警備員の労務単価について

10月も間近となり、公共事業労務費調査の時期となりました。
 
調査に当り、社団法人全国警備業協会 専務理事の名のもとに協力要請が出ている他、適切に対応をとよびかける内容の文書等が出ています。
 

ブログで不満を記載することは本望ではありません。 
しかし、これまでこの調査の結果、警備員の労務単価が下がり続け、現在では交通誘導員A(検定資格者)8,474円、交通誘導員Bが7,694円と算定され、他の職種よりかなり低い労務単価と算定されています。
 
調査結果による低い労務単価は、翌年の設計価格に反映され、警備員の待遇が悪化し、その結果さらなる低い労務単価が算定される悪循環が続き現在に至っています。
 
これに対し、
 警備の業界団体は労務単価問題の改善を言いながらも、「調査に真剣に対応を」となんの具体的対策もない調査協力を呼びかけるのは、あまりにも無責任です。
 
正確な調査は必要です。
 
しかし、警備業法にかかる教育費、一般の資格等から考えられないほどの無駄に高い検定資格の取得費。
 
現在、悪化した結果、中小の警備会社で横行する社会保険(健康・厚生・雇用)等を加入していないことによる費用の是正を調査結果に反映させる等を前提に調査を呼びかける等の具体策をとって下さい。

警備業は、民間の営利目的業務であるということを、これまでの官僚出身者である業界団体トップは理解してないんでしょうね・・・
 
待遇改善のために、業界トップに同じ官僚でも経済産業省や厚労省出身者が坐ってくれることを切に願います。
 
参考に労務単価 8,474円とは
国家検定資格を有していながら賞与もなにもなしで、
給与      1,059円/時給という積算になります。

これでは、待遇改善はほど遠いです。
 
このような結果を公にしめす国土交通省の調査に協力しろという業界の発言には毎年のように失望します。

警備の労災死亡事故が多いらしい・・・

今年こと、平成22年度は警備員の労災死亡事故が多く、各社に通達がでています。
 
警備員の死亡者数は平成22年1月~7月までの速報値で18人だそうです。
 
言われてみれば、全警協から重大労災事故速報を何枚も見た覚えがあります。
 
亡くなった18人の原因別には、
交通事故 8人
はさまれ、巻き込まれ 6人
墜落、転落 1人
激突され 1人
高温・低温の物との接触 1人
転倒  1人
 
原因から推測するに、大半が2号警備に従事されていた方だと、察します。
 
建築現場のでの業務や、道路上での仕事のため、危険なことは多いとはいえ、非常に残念です。
 
日頃の注意を促すことはもちろんですが、新任教育の時に特に安全衛生に関する教育に力をいれないとだめですね。と、思う今日この頃です。
 
しかし、死亡事故が増加傾向にあることは、実際に現場で警備にあたる警備員はどの程度知ってるのでしょうか・・・
 
周知不足である会社側が悪いのでしょうが、まず知ってもらうことが最大の予防かな?なんてことを思い、一人でも多くの警備員に知ってもらおうとわざわざブログに書いてみました。

まずは、広報活動がんばろう~(^・^)

追記:2010/11/4
ホームページ警備員の道に労災事故の事例のページを作成しました。
警備員の道 > 警備業 > 警備会社の安全衛生
警備員の死亡労災事故(重大事故)事例