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警備員日記

警備員指導教育責任者によるコラム。警備業界資料。防犯・防災に関する資料。

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高卒採用試験が一次が終了

平成23年卒業予定者の採用試験一次が終了しました。

世の中の不景気というか、高校生の就職難の影響をうけ、今年は近年にない非常に良い学生のエントリーがありました。

まさに、警備の明日を担う17歳と18歳です。

不景気のおかげで、今年の採用試験の学生は文字通り将来を担ってくれる若者かもしれません(^.^)/~~~

各警備業務の即戦力は大学卒業生が中心で、高校生は補助的な業務からスタートですが、期待してます高校卒業生♪

入社が楽しみです。
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警備業の歴史

警備の歴史をインターネットでと調べても、教本に書かれた概略だけで、実際にどのようなことがあったのか調べることは難しいです。

そこで、時系列に警備業の各種変化や影響を与えた事件や背景などの歴史を整理しました。

まだまだ警備の歴史は、と言えるほど立派な内容ではありませんが、見慣れて概略のみの歴史より、いつ頃からどういった警備が行われたのかわかるのではないでしょうか?

目的は、今後の警備業の動向がつかめるように過去の歴史の概略です。

今後の警備業の動向を見極めるために、役立てて下さい。

※あくまで参考資料なので、間違いには目を瞑ってください・・・

警備業 > これまでの警備業界の動向(歴史)
https://keibiin.net/keibigyoukaidou.html

セキュリティ・プランナーの教本を購入

セキュリティプランナーの教本を読んでみました

管理人こと「とある警備員指導教育責任者」は地方在住の為、転勤がない限り受講には出張が必要です。
このため、資格取得は早くて数年先の見込みです。
地方で実施されることがあればもちろん取得を目指します。しかし、ある程度認知された「防犯設備士」でさえ地方では行っていないので望みは薄そうです。
もしかすると、一生受講する機会がこないかもしれません。
 
さて、興味ある内容ですが、
ざっと説明すると、警備員指導教育責任者教本 1~4号の概略に営業的知識を加えた内容でした。
これまでの警備関係の教本で説明がなかった内容としては、
・提案(プレゼンテーション)に関すること
・契約及び契約書に関すること
・警備料金に関すること
・警備契約に関する判例
・各種保険(警備業者賠償責任保険、損害保険等)に関すること

等の営業的内容が多く含まれていました。
 
しかし、営業的な内容のほか
・保安警備の内、万引き行為に関する対策に関すること
・突発的事故等の発生時の対処に関すること  などなど

 現在の警備員や警備員の指導的立場の人員が把握しておいて有益な情報も多く書かれていました。
 
特別に良いと絶賛するわけではありませんが、知識の向上に役立つことは間違いないです。

内容とは関係ないのですが、教本の大きさがA4サイズと、これまで警備業の教本を見てきた方には多少違和感を感じます。
 
なお、講習を受講するお金に教本代が含まれているとのことですので、受講予定の方は別に買う必要はありませんので・・・
 
参考に販売価格です。
・セキュリティ・プランナー講習教本[第1巻]   5,670円
・セキュリティ・プランナー講習教本[第2巻]   2,310円
・セキュリティ・プランナー講習教本[2冊セット] 7,980円
・セキュリティ・プランナー演習問題集       2,520円

警備関係の他の教本と比べると結構高いです・・・(-_-;)


前記事:セキュリティプランナーの合格率
http://keibi.ky-3.net/Entry/30/

後記事:警備のセキュリティ・コンサルタントの動向

http://keibi.ky-3.net/Entry/90/

平成23年度 高校卒業予定者の入社試験が間近

今月の9月16日より、来年春の高校卒業予定者の採用試験が解禁となり、推薦受付開始より続々と推薦書が届いています。
 
夢と希望をもった高校生に対して、警備業が適切な職種であるかは別として、明日の警備業を担う若手の存在は励みになります。
 
良い人材の応募があるといいですね。
 

採用試験にあわせ、各県の労働局による「公正な採用選考推進研修会」行われています。
 
警備業会に長く従事していると、公安委員会より適切な採用のために面接時や採用後の調査にてあきらかに行き過ぎであると思われる調査を求められることもあります。
 
警備員の事件があったときのために、公安委員会としての指導実績なのでしょうが、公安委員会の指導にそった面接や調査をすると、翌日には労働基準監督による呼び出しがありそうな内容です。
 

説明し理解を得て質問できる中途採用と頭を切り替え、人生最初の就職となる高卒採用試験では労働局主体に面接を執り行わなければいけませんね。
 

担当者は熟知していると思いますが、公安委員会の指導を真に受けて学卒者の採用試験をすると、大変なことになりますよ。専門の担当以外で、臨時的面接される方は周りが特に注意して下さい。
 
特に、待合室などで一般社員が何気ない質問をしても、答えた内容に違反項目があった場合には、処罰の対象になることだって・・・
良くある会話で、「どこに住んでるの?」は住所地に関する質問と解され状況によっては危険な質問です。(恐ろしい)
 
実体験で書きますと、労働基準監督署から呼出し命令が来ます。
 
公安委員会の立入より圧倒的にやっかいです(-.-)

セキュリティプランナーの合格率

警備のセキュリティ・プランナーが開始され、平成22年6月に実施された、第1回と第2回の合格発表がありました。
 
気になる合格率は、
 
・第1回 セキュリティープランナー講習 近畿地区
 124名受講 85名合格 合格率 68.5%
 
・第2回 セキュリティープランナー講習 関東地区
 116名受講 83名合格 合格率 71.6%
 
 2回通算結果 合格率70%
 
 この数字を高いとみるか、低いと見るかは見方によって大きくことなりますが、個人的には、警備の全ての知識を詰め込んだかのような開始時のふれこみに対して70%という合格率はあまりに高く、内容の薄いもののような気がしました。

 それとも、警備の知識は最初から薄いものなのでしょうか?
 
 しかし、受講日数や費用を考えるとあまりに厳しくされても普及が進まないといったところなのですかね。
 
 将来的には、受講窓口も広がり、FP(ファイナンシャルプランナー)試験のように、各々が十分に勉強し、厳しい試験にて取得できるようになるといいですね。

 合格率が半数を下回る試験でないと、取得者の意識が高まらないように気がします。

 合格率が30%以下であると、取得者も価値ある資格であると誇りを持つのではないでしょうか?
 
 警備の資格は、どれも受講費用ばかりかかり、かなり疑問です。


前記事:セキュリティプランナー講習が中部・関東・近畿であります
http://keibi.ky-3.net/Entry/27/

後記事:セキュリティ・プランナーの教本を購入
http://keibi.ky-3.net/Entry/32/